およそ100年前、船のバラストタンクにまぎれこんだ中国の上海ガニ(チュウゴクモクズガニ)は欧州に渡り、その後その恐るべき生命力と繁殖力で見る見る増殖し、今やイギリスのテムズ川に溢れ返っているそうだ。 生態系を脅かす恐るべき外来種と見なされている上海ガニも、ところ変わって中国や日本ではごちそうとなる。ということで、イギリスでは、増殖を続ける上海ガニをごっそり捕獲し、アジアに輸出する計画を立てているという。 Alien ‘thugs’ set to meet 上海ガニがテムズに氾濫=生態系を破壊する可能性も―英国 いかに上海ガニを駆除するべきか。その最良の策として考えられているのは「食べてしまう」こと。残念ながら英国には上海ガニを食べる習慣がないため、捕らえた蟹を中国、日本、シンガポールに輸出することを検討しているという。 この画像を大きなサイズで見る もっとも現時点では課題も残されている。中