【労働環境】介護の常勤従事者は年収450万円以上に、非常勤者の時給は1800円以上に--労組・介護クラフトユニオンが提言書 [04/06]日本介護クラフトユニオン（NCCU）はこのほど、介護職員の処遇改善や介護福祉士 国家試験の受験機会の拡大、介護保険の公費負担割合の引き上げなど12項目から成る 提言書を長妻昭厚生労働相に提出した。NCCUによると、現場の介護従事者からの意見を 基に、特に優先度の高い項目を選んだという。 介護従事者の処遇改善では、「常勤者（月給者）は年収450万円以上、非常勤者 （時給者）は均等待遇で時給1800円以上」を確保すべきと主張。昨年10月にスタート した介護職員処遇改善交付金については、交付対象を介護職員以外にも拡大すると ともに、交付金が終了する2012年度以降は介護報酬の基本単価に反映させることを 求めている。 また、介護保険制度が改正されるたびに仕組みが複雑になっており、利用者や家族に 限らず、従事者でも理解が困難と指摘。現行の訪問介護サービスで区分されている 「身体介護」と「生活援助」を
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