Androidの生みの親として知られるAndy Rubin氏がGoogleを退社してから設立したデバイスメーカーEssentialが事業を停止し、廃業することを発表した。同社は昨年秋に細長いユニークなフォームファクタの新スマートフォンを開発する「Project GEM」を公表していたが、「GEMを顧客に届けるために全力を尽くしてきたが、残念ながら実現の道すじを見出せなかった」としている。 Essentialが開発していた「GEM」、手に持って音声コマンドで操作しやすいデザイン Rubin氏はAndroidの前にDangerという携帯端末を成功させており (2008年にMicrosoftに売却)、Androidの生みの親として有名になった同氏が再び手がけるハードウェアデバイスは業界の注目を集めた。2017年、Essentialは初のスマートフォン「Essential Phone」(PH-1)