素早く試作品を製作することをラピッドプロトタイピングといいます。 さまざまなセンサーからの信号を受け取って周囲の環境を感知したり、光やモーターなどのアクチュエーター(駆動装置)を使って現実環境における様々な「モノ」を動かしたり、そんなラピッドプロトタイピングを実現するためのマイコンボードに、ArduinoやRaspberry Piがあります。最近ではtesselやintel Edisonなど、 Arduino、mbed、Raspberry Pi以外にも、さまざまな製品が登場しています。 どれも所詮プロトタイピング用でしょ?と思われがちですが、一昔前のPCよりもよっぽど性能も品質も良いものです。電子回路の大量生産で利用するには高すぎますが、少量生産でソフトウェアカスタマイズできることを前提としたものであれば、十分に商用利用できるものと思われます。今どき、ほとんどの場合ハードウェアよりもソフト