2時間という長丁場で専門性の高いセッションが行われる、東京ゲームショウのTGSフォーラム。2日目に開催された「ソーシャルゲームセッション」では、大ブレイクをはたしたソーシャルゲーム市場の現状と見通しについて、熱い議論が繰り広げられました。 登壇者はミクシィの安部聡氏、グリーの青柳直樹氏、芸者東京エンターテイメントの田中泰生氏で、モデレータは日経ビジネスオンライン副編集長の戸田顕司氏。ミクシィとグリーはSNS事業者で、芸者東京は『おみせやさん』などで人気のSAP(ソーシャルアプリケーションプロバイダー)です。 あえて説明の必要もないと思いますが、ミクシィ、グリー、そしてモバゲータウンは、昨年から今年にかけて相次いでオープン化戦略をとり、SAPの参入を促しました。現在ではさまざまなソーシャルゲームが提供されており、ほとんどが基本プレイ無料のアイテム課金モデルで運営されています。 これに伴