「おんせん県」の商標登録が国に認められなかった大分県が7日、新たにキャッチフレーズ「おんせん県おおいた」とロゴマークの商標登録を申請し、特許庁から許可されたと発表した。関係者は「ついに国からおんせん県のお墨付きを得た」と喜んでいる。 県は昨年10月、日本一の湧出量を誇る県内の温泉をPRしようと、キャッチフレーズ「日本一のおんせん県おおいた〓味力(みりょく)も満載」を掲げ「おんせん県」を商標登録申請した。しかし、特許庁は5月10日付で「他の温泉地も『温泉県』と紹介され、大分と特定できない」として申請を認めなかった。申請後には、全国各地の温泉地から「温泉は大分だけじゃない」などの声が上がっていた。 一度は断念した「おんせん県」登録だが、県は5月29日、「『おんせん県おおいた』ならいいのではないか」と再び申請。今月4日付で許可の通知を受けたという。 県は「おんせん県」登録がかなわなかった経