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小渕優子少子化担当相は3日午前の閣議で09年版青少年白書を報告した。仕事も職業訓練もしていない若者(ニート)が、08年は前年比2万人増の64万人となった。中学、高校時代に不登校だったり中退した人がニートになる傾向が強いことも判明した。白書は「さまざまな支援が必要とされているにもかかわらず(現在の支援が)ニート状態からの脱却に必ずしもつながっていない」と施策見直しの必要性に言及した。 ニートの年齢別内訳は、15〜24歳(低年齢層)が26万人、25〜34歳(高年齢層)が38万人。総数は02年以降、62万〜64万人で推移しているが、低年齢層は02年比で3万人減ったのに対し高年齢層は3万人増え、いったんニートとなった人が社会復帰できず高年齢化している現状がうかがえる。 今回は不登校や中退した人の調査を初めて実施。今年2〜3月、04年度に高校を中退した人1595人(回答168人)と、中学で不登校
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