避難指示への切り替えも検討 4月7日 13時21分 枝野官房長官は、午前の記者会見で、福島第一原子力発電所の事故を受けて「屋内退避の指示」が出ている半径20キロから30キロ圏内の地域のうち、累積の放射線量の数値が高い地域について、「避難指示」に切り替えることも視野に入れて検討を進めていることを明らかにしました。 この中で枝野官房長官は、現在の避難基準について「短い時間に大量の放射性物質が出る事故を想定して設けられたもので、長期にわたって累積する場合の影響についての基準ではない」と述べました。そのうえで、枝野長官は「当然、今、累積の数値が高くなってきている地域があり、政府としては、経済産業省の原子力安全・保安院の考え方が整理されれば、原子力安全委員会にも助言を求めることになる」と述べ、「屋内退避の指示」が出ている半径20キロから30キロ圏内の地域のうち、累積の放射線量の数値が高い地域について