民主党の小沢一郎元代表が4日、“上司”の岡田克也幹事長と会談し、岡田氏が求めた衆院政治倫理審査会への出席を拒否した。サラリーマンなら考えられない事態だが、党内からも「小沢氏は離党すべきだ」との声が噴出。しかし、執行部は対応を決め切れておらず、事態は長期化しそうだ。 会談は、代表質問が行われていた衆院本会議を2人が抜け出す形で、午後2時すぎから約30分間、国会内の幹事長室で実現した。部屋には小沢、岡田両氏と会談の記録者の3人だけ。 岡田氏は「国会や(来春の)統一地方選などに影響してくる。ご自身で判断して政倫審で説明していただきたい」と要請したが、小沢氏は「司法の場で説明する」とあっさり拒否。さらに岡田氏は「法的責任と政治的責任は違う。国会で説明することと矛盾しない」などと食い下がったが、小沢氏は「自分の考えを変えるつもりはない」とつれなかった。 会談の結果に、渡部恒三元衆院副議長は「党