北方領土初訪問で開発推進の姿勢 11月1日 18時2分 ロシアのメドベージェフ大統領は、1日、ロシアの最高首脳として初めて北方領土の国後島を訪問し、政府が進める開発の実情を視察するとともに、ロシアの領土としていっそう開発を推し進めていく姿勢を印象づけました。 メドベージェフ大統領は、1日午前、北方領土の国後島に到着し、およそ3時間半にわたって滞在したあと、日本時間の午後1時前、島を離れました。ロシアの最高首脳が北方領土を訪問したのは、旧ソビエト時代も含め、初めてです。現地の地熱発電所を訪れた大統領は、地熱発電は効率がいいとしてさらに推進していく考えを示したほか、水産加工場でもイクラを味見し、「とてもおいしいですね。ロシア本土に輸送するにはどれくらいの時間がかかるのですか」とみずから質問しました。加工場の代表者が輸送手段に問題があると答えたところ、大統領は関係当局に改善を指示することをその場