アメリカ国防総省は26日、アメリカ軍の爆撃機が、中国が防空識別圏に設定した尖閣諸島周辺の上空を中国当局への通告無しに飛行したことを明らかにしました。 アメリカ国防総省のウォレン報道部長はNHKの取材に対し、「アメリカ東部時間の25日夜、グアムから離陸した2機の爆撃機が、中国が設定した防空識別圏を飛行した」と述べました。 そのうえでウォレン報道部長は、「中国の反応について詳細は分からないが、中国軍の航空機が飛んでくるような事実はなかった。アメリカ軍機は武器は積んでおらず、通常の訓練だった」と述べています。 アメリカ軍の爆撃機について、アメリカのメディアは、B52爆撃機だと伝えています。