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増田文学に関するING40のブックマーク (3)

  • 夜明け前だけ生きている感じがする

    東の空がうっすら明るくなって、 コンビニまでご飯を買いに行く。 その間に誰ともすれ違わず、 自動販売機の押しボタンの明かりが、 強くなったり、弱くなったり、ほのかに揺れている。 新聞配達のバイクが小刻みにブルルンと言うのが遠くに聞こえて、 自分以外の人間が、そこにいることがわかる。 当はこれくらいが丁度いいと思うんです。 明るくなると、箱の中から人がどんどん溢れ出て、 足で歩いたり、顔で喋ったり、脳で考えたりするから、 たまらず私は、家に帰って、次の夜明けを祈ります。

    夜明け前だけ生きている感じがする
  • 今度離婚するらしいんだが記憶が無い。

    あれは15年くらい前だったろうか。家からボヤが出て警察が来た。俺は何か色々しゃべって失火ということで済んだのだが、話はそこでは済まなかった。俺の記憶ではそんなことは起こらなかったからだ。 よっぱらっていたとか、寝起きだったとかなら分かるが、真っ昼間にアセトンかなんかを煮詰めててそれをこぼしたとかいいやがる。意味がわからない除光液煮詰めるバカがどこにいますか。 まーなん記憶はないけど、台所でそんなもん茹でたりひっくり返したりすりゃ、そりゃ失火もしますわ。というかよく死ななかったな。大やけどしたけど。 んで、その数日間の出来事がすっかりないってんで警察の人が困り果ててしまった。調書は取ったんだけど今度は全然違うことを言う。覚えてない、知らない。 しかし数日して、俺の仲がいい友だちに「あのことはよく覚えてるよ」とか言い始めたらしい。俺が。らしい。だって俺しらねーもん。 ここでさすがにおかしーだろ

    今度離婚するらしいんだが記憶が無い。
  • 草野球チームにやってきた助っ人外国人

    学生時代に仲が良かった連中と、週末に集まって草野球をやっていたことがある。 チーム創設当初は昔の仲間が中心だったんだけど、人伝てだったりブログ経由だったりで徐々に大所帯になっていった。 そうやって少しずつ人数を増やしながらワイワイ楽しくやっていたら、あるとき外国人の青年がやってきた。 私たちが盛り上がっているのをブログで知って、仲間に入れてほしいとメールをくれたのだ。 監督も兼任していた私は、とりあえず見学に来てくれないかと提案した。 チームとしてはそこそこの規模だったけど、外国人が入ってくるのは初めてだったので、みんな彼には興味津々だった。 もちろん事前に彼のプロフィールは知ってたんだけど、それでも見学当日はチーム全体がソワソワしていた。 結果から言うと、彼はあっさりとチームに溶け込んでしまった。 もちろん、みんなが歓迎ムードだったことや彼の人柄や優れていたことも大きかった。 でもそれと

    草野球チームにやってきた助っ人外国人
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