Microsoftは米国時間11月29日、ウェブブラウザ「Internet Explorer(IE)」に存在する脆弱性を突くマルウェアが出現したと、警告を発した。なお、この脆弱性を修正するパッチは公開されていない。 Microsoftによると、IEに存在するセキュリティ脆弱性を突き、PCにトロイの木馬をダウンロードする悪質なソフトウェアが、インターネット上に見つかったという。この「TrojanDownloader:Win32/Delf.DH」を検知/削除する機能は、同社が先頃発表したオンラインスキャンサービス「Windows Live Safety Center」に組み込まれている。 Microsoftはこの件について、セキュリティ勧告を公開し、「Windows Live Safety Centerにアクセスし、『Complete Scan』オプションを使用して、この悪質なソフトウェアおよ