東京オリンピックに出場したベラルーシ陸上代表のクリスチナ・チマノウスカヤ選手の亡命劇。今月1日に羽田空港で帰国を拒否し、5日に亡命先のポーランドに到着するという異例のスピードで展開しました。 ベラルーシ人の知り合いから、いち早く選手の亡命の意向を知らされた私は、その一部始終を取材。 “スピード亡命”の舞台裏には、政権による迫害でベラルーシを逃れた人たちのネットワークが深く関わっていました。 (政経・国際番組部ディレクター 町田啓太)
7月25日の13時から行われた東京オリンピック 女子ロードレースで起こった奇跡について書いた前回の記事(https://anond.hatelabo.jp/20210727115101)が思いがけず多くの人に読んでいただけたようなので、その時に2位となったオランダ選手についても解説してみました。 そう、前にいたキーゼンホファー選手を見落として自分が1位だと思ったまま、2位でゴールしてしまった彼女の物語です。 (前の記事を読まれているのを前提で書いてます) 彼女はどんな人なのか名前はアネミーク・ファンフルーテン、1982年生まれの38歳です。 38歳という年齢は選手として決して若いとは言えませんが、現在でもスペインのプロチーム「モビスター」に所属し、エースを務めています。 「エース」というのはそのチームで1番の実力者であり、チーム全員が力を合わせて1位を取らせる人です。 他の選手は「アシスト
東京オリンピックのサーフィンは、台風が接近する中、27日も競技が行われています。大会の運営に関わる地元のサーフィンの経験者は「高くていい波がきている」と前向きにとらえている一方、運営関係者の中からは「中止になると思っていた」と驚きの声も上がっています。 台風8号が東北や関東甲信に接近している中、国際サーフィン連盟は26日、千葉県一宮町にある東京オリンピックのサーフィン会場の波の高さや風向きなど気象状況を検討した結果、決勝を当初の日程より1日早め、27日中に準々決勝から決勝までを行うと発表し、競技は予定どおり午前7時から始まりました。 大会の運営にも関わっている地元のサーフィンの経験者は「台風の影響で高くていい波がきている。また風向きもよく、サーフィンに適した波の崩れ方をしている。日程を1日早めて正解だ」と話していました。 一方、競技が行われている千葉県全域の沿岸には波浪注意報が出されていて
東京オリンピック、卓球の新種目、混合ダブルスの決勝で日本の水谷隼選手と伊藤美誠選手のペアが中国のペアにゲームカウント4対3で勝って金メダルを獲得しました。日本が卓球で金メダルを獲得したのは初めてです。 水谷選手と伊藤選手のペアが26日夜、東京体育館で行われた決勝で対戦したのは、おととしの世界選手権で金メダルを獲得した中国の許※キン選手と劉詩※ブン選手のペアでした。 序盤は相手の力強い攻めに押され2ゲームを先取されましたが、静岡県磐田市の同じ卓球クラブ出身の2人は徐々に息の合ったプレーを見せるようになり、伊藤選手の強烈なフォアハンドや水谷選手の多彩なショットで反撃して3ゲームを連取し、ゲームカウント3対2とリードしました。 しかし、第6ゲームは中国ペアが粘りを見せて取り返し、3対3で並びました。 最終第7ゲーム、水谷選手と伊藤選手はいきなり8連続ポイントを奪うなど積極的に仕掛けて11対6でこ
ロード史上最大の下克上、ロード史上最強の文武両道金メダリストが誕生した。スイス連邦工科大学ローザンヌ校の数学の研究員でもあるアンナ・ケーゼンホファー(オーストリア)が、誰もが驚く見事な逃げ切りで、金メダルを獲得して見せた。2019、202、2021年度のオーストリア個人TTチャンピオン、2019年のオーストリアロードチャンピオンではあるが、最後にプロチームで走ったのは2017年度であり、今現在は偏微分方程式論の研究者としての道を歩んでおり、先月も論文を発表したばかりのアマチュア選手が、自前の機材で誰も予想すらしなかった大番狂わせをやってのけた。5か国語を操り、数学者としても名の知れた類まれな才女がオーストリアに史上二つ目の金メダルをもたらした。 オリンピック男子ロードよりもよりも短い147㎞で行われた女子ロードレース、それでも総獲得標高が2692mとタフなコースで、スタート直後から飛び出し
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