全焼した高速バス(16日午前9時35分、静岡・牧之原市の東名高速牧之原サービスエリアで)=滝沢孝祐撮影 16日午前4時15分頃、静岡県牧之原市の東名高速道路上り線で、ジェイアールバス関東(東京都渋谷区)の大阪発東京行き高速バス「青春メガドリーム号」のエンジンルームから出火した。 バスには飯塚和史運転手(43)と乗客77人が乗っており、近くの牧之原サービスエリア(SA)に停車して避難し、全員無事だった。その後バスは全焼した。 県警の発表によると、バスは15日午後10時40分に大阪を出発した。飯塚運転手が走行中にバックミラーでバス後部から火が出ているのを見つけ、1〜2キロ先のSAに停車した。県警が出火原因を調べている。乗客は同社が手配したバス2台などで東京へ向かった。 同社によると、バスは2階建て(乗客定員86人)で、ドイツ・ネオプラン社製の車体にメルセデス・ベンツのエンジンを搭載。同社