中国の警察は腐敗しているとよく言われるが、このところ日本でも警察・検察に対する世間の風当たりは強い。12月27日には証拠改竄・隠蔽事件で検事総長が辞職し、神奈川県警の不正経理では前本部長を含む500人以上が処分された。 神奈川県警の場合、不正経理の総額は1億1300万円にも上る。私的流用は確認されていないが、本来の予算執行では間に合わない捜査経費や捜査打ち上げに使われた可能性が高いという。典型的な捜査関連の「裏金」だ。 この種の不正は他県の警察本部でも問題になっていた。永年の慣行だったのかもしれないが、是正されるべきは当然だろう。 しかし、同じ警察の不正でも、中国における不正は、そのスケール、悪質さ、いずれにおいても日本を圧倒している。 まずは以下の記事を読んでいただきたい。 マフィアのボスになった元警察官 12月17日付山西晩報は、山西省公安庁が1年の内偵を経て、黒社会性質組織(暴力団)
