そもそも先進国がいわゆる後進国の安い労働力で生産するというのは、Apple だけではなくて、日本のメーカーを初めとして、米国の製造業も含めて、ほぼすべての国が行っています。そのお陰で、国内のおける産業の空洞化や技術の空洞化が起きて、雇傭が減ってといろいろと問題になっている。米国のように早いうちから製造業を国内から海外依存に切り替えて国でさせ、金融やサービス産業中心体勢にもってきている国でさえその問題が起きている。 で、その安い労働力で使われているという国々ですが、彼らにとっては外資の企業(日本企業やAppleなど)は、国内に金と労働力を落としてくれる重要なメーカーです。タイの事情を見てもわかるように、彼らの大学進学率は47パーセントです。それは労働力として大卒者が日本の工場で多く雇われているという事情もあります。先進国と工場である国々とは紛れもなく win-win な関係であります。むしろ