Adobe Illustrator CS5の新機能を紹介するシリーズの2回目は、Web制作に関連したものを取り上げよう。といっても、IllustratorにはAdobe InDesign CS5のように直接SWFファイルやFLVファイルを配置し、Web用デザインを行う機能が搭載されたわけではない。あくまでもIllustratorではコンセプト作りやアセット(素材)作りを行うアプリケーションとして位置づけられている。では、どんな部分が便利になったのか。それをこれから紹介していこう。 コンテンツ 1ページ Webワークフローに合わせた「ピクセル整合」 2ページ テキストへのアンチエイリアス処理を強化 3ページ コーナーの形状を保ったままシンボルを拡大縮小 4ページ ラスタライズ効果を出力先に合わせて適用 5ページ 設計はIllustrator、仕上げはAdobe Flash Catalyst