『瀬戸内国際芸術祭2016』が3月20日から開催される。 2010年にスタートして以降、3年に1回開催されている『瀬戸内国際芸術祭』。総合ディレクターを北川フラムが務め、「海の復権」をテーマに据えている。 3回目の開催を迎える今回は、春、夏、秋の3期に分けて、直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島など、瀬戸内海に浮かぶ12の島と高松港周辺、宇野港周辺が舞台となる。アート作品の展示やイベントの開催に加えて、アジアの国や地域との文化的交流や、瀬戸内の「食」、地域文化の独自性の発信に力を入れ、様々なプロジェクトを展開していくという。 参加作家は、直島に「浮島現象」をイメージした『直島パヴィリオン』を展示する藤本壮介や、豊島の旧メリヤス針製造工場の建屋に船体の木型を設置した作品を発表する大竹伸朗、風鈴を使った『アニミタ』を発表するクリスチャン・ボルタンスキーをはじめ、ジュリアン・オピー、森