図書館って、日本ではやっぱり「本を貸す場所。本や新聞が無料で読めるところ」ってイメージが強いですよね。たぶん「図書」って文字が入っているのもその原因のひとつだと思います。でも本当はあらゆる情報と利用者をつなぐ、そういう役割を持った施設なんです。少なくとも、ネット時代の現代の百年以上も前からそういう「理想」のもとに動いているんです。 「あらゆる情報」の中には、パソコンの使い方とか、こういう業種で起業したいんだけれどどうすれば良いかとか、そういうものも含まれています。 つまりCDやレコードなどの音楽資料、または国内盤のライナーや帯なども図書館が扱うべき「情報」に入るんです。でも、現在の日本の図書館では音資料は「とりあえず貸す」くらいのサーヴィスしかなされていないと思います。それだけ日本の図書館は書籍の貸出と保存重視なんですね。 さて、私たち音楽業界の人間の中でよく話題になるトピックに「CDが本
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