「空飛ぶ円盤」のはじまりと、現在 | web R25目撃した物体のイラストを紹介するケネス・アーノルド。著名な実業家であった事から彼の発言は強い信憑性を帯びた。しかし「空飛ぶ円盤」は、実はそもそもはじめから「円盤」ではなかった 2012年といえば、マヤ予言がもっぱらのオカルトトピックだが、6月24日があの「空飛ぶ円盤の日」だということはどうか忘れないでほしい。今もたびたび現れては消え（？）、世間をにぎわす「UFO（未確認飛行物体）」が、世界ではじめて「確認」されたのが、この記念すべき6月24日なのである。 1947年のこの日、アメリカワシントンの実業家ケネス・アーノルドが自家用機で飛行中、上空で奇妙な物体を目撃。彼は「水面を切る皿のように飛ぶ、三日月型の物体を目撃した」と、報告した。ところが話を聞いた新聞記者が何を思ったか「空飛ぶ円盤が出現！」と誤報。さらに翌週、今度はアメリカ南部のロズウェルで“空飛ぶ円盤が墜落する”という大事件が発生し、
