ジムニーの4代目がようやく発売された。デビューしておよそ半世紀経ってもまったく色褪せることのない偉大なジムニーの功績が、ヤフオク!の密林で息づいていることをご存知だろうか。 20世紀初頭。アラビアのロレンスとして有名なトーマス・エドワード・ロレンスは、かつて「欲しいものは何か」と問われた際、当時のロールス・ロイスの砂漠における走破性に感心し「シルバーゴースト、それに一生乗れるだけのタイヤを添えて」と答えたらしい。 ジムニーを街で見かけると、いつもこのエピソードを思い出してしまう。 なぜならばオレビアのロレンス(自分のことですね)は同じ問いかけをされたとき、真っ先にジムニーと一生分のタイヤ、そして燃料! と答える準備ができているからだ。 機能美あふれる造形・価格の安さ・軽量なボディ・実用性とアイデアの結晶として実を結んだアフターパーツの数々。 オーナーの数だけ楽しみ方がある多様性と自由さもい