経営や業務・ビジネスプロセスの非効率な部分を改善するため、他分野における優良事例(ベストプラクティス)を探し出して分析し、それを指標(ベンチマーク)に自社の活動を測定・評価して、変革を進める経営改善手法のこと。 日本経営品質賞アセスメント基準書(日本経営品質賞委員会)では、「組織が改善活動を行うときに、業界を超えて世界で最も優れた方法あるいはプロセスを実行している組織からその実践方法を学び、自社に適した形で導入して大きな改善に結びつけるための一連の活動」と定義している。 ベンチマーキングの特徴は、改革・改善活動を進める上で“あるべき姿”として、ある分野で最高水準の業績を上げている組織の業務プロセスをベストプラクティスに設定することと、自社の“現状”やあるべき“目標”を数値化し、改善の進ちょく状況や効果を継続的に計測・把握することにある。現状と目標を比較するために用いる数値化した指標は「ベン