画像説明, 過去12カ月で少なくとも72万5000人のロヒンギャが、ラカイン州から隣接するバングラデシュに逃亡した 無差別殺人、村の焼却、未成年への虐待、女性への集団レイプ――。これらは国連の調査団が8月、ミャンマーで起きた「国際法下で最も深刻な犯罪」だと疑問を呈した発見だ。
ミャンマーの最大都市ヤンゴンで、有罪判決を言い渡されたロイター通信のチョー・ソウ・ウー記者(左)とワ・ロン記者(右、2018年9月3日撮影)。(c)Ye Aung THU / AFP 【9月4日 AFP】ミャンマーの裁判所が3日、イスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)の難民危機を取材していたロイター通信(Reuters)の記者2人に対し、国家機密法違反の罪で禁錮7年の有罪判決を言い渡したことを受けて、国際社会から非難が噴出した。 禁錮刑に処されたのは、ミャンマー国籍のワ・ロン(Wa Lone)記者(32)とチョー・ソウ・ウー(Kyaw Soe Oo)記者(28)。両記者はいずれも、英植民地時代に制定された国家機密法に違反した罪で起訴されていた。 国際社会からの非難が集中した今回の裁判には、ミャンマー軍がラカイン(Rakhine)州で行ったロヒンギャ弾圧に関する報道を封じ込めようと
判決を言い渡され、ミャンマー・ヤンゴンの裁判所を後にするロイター通信のワ・ロン記者(中央、2018年9月3日撮影)。(c)AFP PHOTO / Ye Aung THU 【9月3日 AFP】(更新)ミャンマーの最大都市ヤンゴンの裁判所は3日、イスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)の難民危機を取材中に国家機密法に違反したとして起訴されたロイター通信(Reuters)の記者2人に対し、禁錮7年の有罪判決を言い渡した。 この裁判をめぐっては、報道の自由に対する攻撃だとして激しい怒りの声が上がっている。国連(UN)は直ちに記者らの釈放を求めた。また、ロイター通信は「偽りの罪状」に基づいた判決で「報道を封じ込めメディアを恫喝(どうかつ)するのが目的だ」と非難する声明を発表した。 ミャンマー国籍のワ・ロン(Wa Lone)記者(32)とチョー・ソウ・ウー(Kyaw Soe Oo)記者(28)
画像説明, アウンサンスーチー氏は20年間にわたり軍部と激しく対立してきたが、今では協力し合わなくてはならない。写真は昨年9月に首都ネピドーで開かれた平和会議の終わりに軍部の代表にあいさつするスーチー氏(2016年9月3日) ミャンマー治安部隊の残酷な摘発から逃れようと、西部ラカイン州から多数のロヒンギャが国外に脱出している。それについて、ノーベル賞受賞者で実質的指導者のアウンサンスーチー氏は、テロに対する正当な行動だと政府を擁護しており、スーチー氏への国際的な非難が高まっている。こうした状況で、スーチー氏は20日から始まる国連総会の一般討論を欠席する予定だと明らかになったが、そもそもスーチー氏は実際、国内でどれほどの実権を持っているのだろうか。 アウンサンスーチー氏の正式な肩書は「国家顧問」だ。ミャンマー憲法には、外国籍の配偶者や子供を持つ者の大統領就任を禁じる条項がある。そもそもスーチ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く