Published 2022/11/04 20:19 (JST) Updated 2022/11/04 20:29 (JST) 外務省は4日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体「世界平和女性連合」が運営するアフリカ・モザンビークの学校理事長に対する外務大臣表彰を取り消したと発表した。表彰後、教団と女性連合の関係や理事長が校内で布教活動をしていたことが判明。撤回理由を「表彰が教団の活動を後押ししているとの誤解を与えるため」としている。 理事長は、女性連合が1994年にモザンビークに派遣した宝山晶子氏。教育や医療関連活動を通じて友好親善に寄与したとして2019年度に、当時の河野太郎外相が表彰した。 当時の在モザンビーク日本大使館の担当者は女性連合と教団の関連を確認していた。