横浜港に停泊するクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」のそばから出発するバスと防護服を着用した運転手ら(2020年2月14日撮影)。(c)CHARLY TRIBALLEAU/AFP 【2月19日 AFP】デービッド・アベル(David Abel)さんと妻のサリー(Sally Abel)さんにとって、昨年の「ダイヤモンド・プリンセス号(Diamond Princess)」でのクルーズは、最悪の船旅だったかもしれない。しかし、すでにアベルさん夫婦は「航海に戻るのが待ちきれません」と語っている。 同船で新型コロナウイルスの集団感染が発生し、検疫下に置かれてから1年。クルーズ業界は、アベルさん夫婦のような乗客の需要を追い風に、ビジネスの荒波を乗り越えたいと考えている。 クルーズ業界について、アナリストらは今年後半までは順風満帆とはいかないだろうと予想している。しかし、すでにクルーズ旅行の予約は回復