戒厳令下の物々しい言論統制をくぐり抜けて韓国民主化運動の現場を取材したユルゲン・ヒンツペーター。偶然彼をタクシーに乗せたことを機に現実に目を向け、心が変化するタクシー運転手。 実在した2人をモチーフに光州事件を描いた映画「タクシー運転手 約束は海を越えて」。韓国現代史上最大の悲劇と言われる光州事件が起きたのは、1980年5月18日のことだった。 民主化を求める市民に対し、戒厳軍は武力を行使。150人以上が命を落としたと言われるが、その全貌はいまだ明らかになっていない。 39年前の「あの日」、光州で何が起きたのか――。 光州に今も住む事件の体験者と現場を歩いた。 当時を振り返るアン・ジョンチョルさん(左)とジョンエさん(著者撮影)大学から始まった市民のうねり「1980年の春、大学では、何度も集会が開かれていました。リーダーは、学生会長のパク・クァンヒョンさん。とてもイケメンで、類まれなる演説
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