綿矢りさ『生のみ生のままで』を読んだ感想です。ネタバレあるので注意してください! 綿矢りさ『生のみ生のままで』あらすじ 綿矢りさ『生のみ生のままで』感想(ネタバレあり) 萌えることは萌える 少女漫画的設定 突然社会派? やっぱり軽視されるレズビアンのセクシュアリティ 読む時代が違えば夢中になっていたかも それよりもこれを読めと言いたい作品群 綿矢りさ『生のみ生のままで』評価 綿矢りさ『生のみ生のままで』あらすじ 「私たちは、友達じゃない」 25歳、夏。恋人と出かけたリゾートで、逢衣(あい)は彼の幼なじみと、その彼女・彩夏(さいか)に出逢う。芸能活動をしているという彩夏は、美しい顔に不遜な態度で、不躾な視線を寄越すばかりだったが、四人で行動するうちに打ち解けてゆく。 東京へ帰った後、逢衣は彩夏と急速に親しくなった。やがて恋人との間に結婚の話が出始めるが、ある日とつぜん彩夏から唇を奪われ、「最
先日、Twitterでこのようなツイートを見かけた。 大変、駄法螺な内容で当然多くの批判の声を見かけたし、百合愛好者のアンケートなどで男女比の結果を提示したりなどしてそれは誤りであることを指摘している人もいたし、私を含め皆さんお怒りであった。 私自身10年ほど前には二次創作やって百合を楽しんでいたし、熱心な感想をくれるのはほぼ女性だったから、ちょっとでも百合好きな女性からしたらこれがあまりに的外れだとすぐに分かる。 しかも、こうやって女対女みたいな関係を煽るのは本当に悪質だ(それもある種の百合とは言えるけど、私はあんまり好みではない)。 そして、そもそも百合というジャンルは少女漫画などの女性向けから派生した経緯もあるし、供給側にも需要側にも女性が多いのは周知の事実だと思っているのだが、どういうわけか女性のファン層がないことにされるという妙な誤解を招くジャンルでもある。 百合というジャンルは
ちょっと前に「Pink and Black Radio」のツイキャスを聴いていて、ロールモデルの話になったので、自分でも考えていた。あっロールモデルというのは、自分が生きていくうえでお手本になったり、模範となる人のことね。んで、考えてみたんですが「これがわたしのロールモデル!」と言えるような存在が全然思いつかない。 いや、尊敬する人っていますよ?マリ・キュリーとかね!(ていうかいつまでも「キュリー夫人」て呼ぶのやめようよ!)昔から「尊敬する人」はこの人と決めてるんです。仕事上でもいますよ。この人のこういうところが好き!とかこの人のこういうところ、尊敬するわ!とか。でも、そういう人って大抵ノンケの男ばっかりで、別にクィア的な意味でかっこいいとかでは全然ないし、ヘタにフェミニズムの話したら、大げんかになる可能性すらある……。だから、わたしはある意味そういう人たちと深く語り合わなくてはいけない関
同性婚の合憲性をめぐる憲法法廷が開かれるなど、台湾ではLGBT(性的少数者)に関する問題に高い注目が寄せられている。ホアン・ホイチェン(黄恵偵)監督の「日常対話」は、ホアン監督とそのレズビアンである実の母親の関係にスポットを当てたドキュメンタリー映画だ。LGBTの人とその家族の思いを当事者としての視点で描いていく。 母親は自身がレズビアンと知りながらも男性と結婚。しかし、夫からの家庭内暴力(DV)に遭い、2人の娘を連れて家を出た。母親は娘に自分をさらけ出すのが苦手、娘も母の自分に対する愛に疑念を抱いており、一緒に暮らしながらも感情の交流をあまりしてこなかった母娘。2人は撮影を通じて正面から向き合い、遠ざかっていた心の距離を近づけていく。同作では母親の親戚や歴代恋人にも話を聞き、娘の前とは異なる母親の一面も浮き彫りにする。特に母親の性的指向に関して話題が及んだ際の親戚の反応は興味深く、LBG
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く