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戦争・紛争・軍事と詩に関するJcmのブックマーク (2)

  • [詩]6月 /茨木のり子

    どこかに美しい村はないか 一日の仕事の終わりには一杯の黒ビール 鍬を立てかけ 籠をおき 男も女も大きなジョッキをかたむける どこかに美しい街はないか べられる実をつけた街路樹が どこまでも続き すみれいろした夕暮れは 若者のやさしいさざめきで満ち満ちる どこかに美しい人と人の力はないか 同じ時代をともに生きる したしさとおかしさとそうして怒りが 鋭い力となって たちあらわれる 現代日の女性詩人、茨木のり子の「6月」。私がこの詩を初めて目にしたのは中学校2年の時、今から半世紀以上前のことである。中学生の私は、この詩に描かれた「ユートピア」(それも労働する男女のユートピア)のイメージに魅了された。「べられる実をつけた街路樹」に飾られる街とは、まさしく植民地支配から解放された朝鮮民衆が見た夢でもあっただろう。 それから10年ほど後、母国留学中に軍事政権によって投獄された兄(徐俊植)に『茨木

    [詩]6月 /茨木のり子
    Jcm
    Jcm 2019/05/05
    "戦争責任を問われて/その人は言った/そういう言葉のアヤについて/文学的方面はあまり研究していないので/お答えできかねます/思わず笑いが込みあげて/どす黒い笑い吐血のように/噴きあげては、止まり、また噴きあげる"
  • 沖縄慰霊の日:平和の詩「生きる」全文 | 毎日新聞

    沖縄全戦没者追悼式で「平和の詩」を朗読する相良倫子さん=沖縄県糸満市で2018年6月23日、津村豊和撮影 「生きる」 沖縄県浦添市立港川中学校 3年 相良倫子 私は、生きている。 マントルの熱を伝える大地を踏みしめ、 心地よい湿気を孕んだ風を全身に受け、 草の匂いを鼻孔に感じ、 遠くから聞こえてくる潮騒に耳を傾けて。 私は今、生きている。 私の生きるこの島は、 何と美しい島だろう。 青く輝く海、 岩に打ち寄せしぶきを上げて光る波、

    沖縄慰霊の日:平和の詩「生きる」全文 | 毎日新聞
    Jcm
    Jcm 2018/06/24
    迫力のある朗読を動画で見ることができる。ありがたい。/この作品を安倍首相の前で堂々と朗読するの、本当に勇気ある行動だと思う。
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