キルギス北部ソクルクに設置のユルトで執り行われた、誘拐婚の末に殺害されたトゥルダーリ・クズさんの死去後40日目の葬制儀式(2018年6月28日撮影)。(c)AFP PHOTO / Vyacheslav OSELEDKO 【8月11日 AFP】旧ソ連構成国キルギス北部ソクルク(Sokuluk)の住宅脇に設置されたユルト(カザフやギルギスら少数民族が使う移動式テント)」の中で先ごろ、ある若い女性の死を悼む伝統的な葬制の儀式が行われた。親族女性らの泣き声はユルトの外にも漏れ響いていた。 亡くなった女性は、小児科医を目指していた医学生のブルライ・トゥルダーリ・クズさん(20)。母親のグリナラ・コジャナリエワさんはAFPに、「あの子は私の末娘だった。謙虚で行儀の良い子だった」と涙ながらに語った。 トゥルダーリ・クズさんは、いわゆる「誘拐婚」の犠牲者だ。長く付き合っていた恋人との結婚を望んでいたが、今
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