シンガポールで、警察に連行されるガイヤティリ・ムルガヤン被告(中央)。ストレーツ・タイムズ提供(2016年8月3日撮影、2021年6月22日入手)。(c)AFP PHOTO / THE STRAITS TIMES/ SEAH KWANG PENG 【6月22日 AFP】シンガポールで22日、ミャンマー出身のメイドに十分な食事を与えず暴行を繰り返し死なせたとして、有罪判決を受けていた雇用主の女に、禁錮30年が言い渡された。判事は本件を「最悪の部類の故殺(計画性のない殺人)」と形容した。 死亡したのは、ピアン・ヌガイ・ドン(Piang Ngaih Don)さん(当時24)。2016年7月、雇用主のガイヤティリ・ムルガヤン(Gaiyathiri Murugayan)被告(41)から数時間にわたって繰り返し暴行を受けた後、死亡した。 裁判所の文書によると、被害者は踏みつけられたり、首を絞められたり