スペイン・マドリードで記者会見に臨むオンブズマンのアンヘル・ガビロンド氏(2023年10月27日撮影)。(c)JAVIER SORIANO / AFP 【10月28日 AFP】スペインの独立調査委員会は27日、ローマ・カトリック教会の聖職者から性的虐待を受けていた未成年者は1940年以降、推定20万人以上に上るとの報告書を発表した。 報告書では8000人以上を対象とした世論調査の結果、スペインの成人人口約3900万人のうち、0.6%が子どもの頃に聖職者から性的虐待を受けたと回答したとしている。 国家オンブズマンのアンヘル・ガビロンド(Angel Gabilondo)氏は記者会見で、聖職者ではない修道士によるものを含めると、性的虐待を受けた人は全体の1.13%に当たる40万人以上に上ると明らかにした。 委員会が面談した被害者487人は、虐待によって精神的な問題を抱えたと訴えた。ガビロンド氏は
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