訪日中のローマ教皇フランシスコは24日、第2次世界大戦で核兵器の標的となった長崎を訪れ、核兵器の廃絶を訴えた。核兵器がもたらす「恐怖」について語り、核兵器は世界平和にとって「解決策」ではないと述べた。
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平和祈念式典で「もう二度と」を合唱する被爆者合唱団=長崎市の平和公園で2018年8月9日午前10時40分、上入来尚撮影 長崎は9日、米国による原子爆弾の投下から73年となる「原爆の日」を迎え、長崎市の平和公園で平和祈念式典があった。田上富久市長は平和宣言で、核保有国や「核の傘」に依存している国に対し「核兵器に頼らない」安全保障政策への転換を呼び掛けた。日本政府には、唯一の戦争被爆国として核兵器禁止条約に賛同し、世界を非核化に導く道義的責任を果たすよう求めた。安倍晋三首相はあいさつで、6日に広島で開かれた記念式典と同様、条約には言及しなかった。 式典には、被爆者や遺族ら約5800人が出席し、原爆投下時刻の午前11時2分に黙とうをささげた。国連トップとして初めて参列したグテレス事務総長をはじめ、核保有国の米露英仏中を含めた71カ国の代表も参列した。
2017年のノーベル平和賞を受賞した「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN〈アイキャン〉)の事務局長で、初来日中のベアトリス・フィン氏(35)が15日、広島市の平和記念公園や平和記念資料館を訪れた。 この日の広島市内は曇り空。フィン氏は黒いコート姿で午前9時半ごろ、広島平和文化センターの小溝泰義(こみぞやすよし)理事長に案内されて平和記念公園に現れた。ICAN国際運営委員の川崎哲(あきら)さん(49)とともに原爆死没者慰霊碑に献花した。 その後、公園内を歩いて、原爆で亡くなり引き取り手のない遺骨を納めた原爆供養塔に。また、公園内を流れる元安川のほとりで足を止めて、対岸にある原爆ドームを沈痛な表情で仰ぎ見ていた。 平和記念資料館では約1時間滞在。被爆して亡くなった少年の衣服や、被爆後に廃虚になった広島市中心部のパノラマ写真などに熱心に見入り、資料館においてある核兵器禁止条約の早期締結を求め
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