故・平敷兼七さんとタイラジュンさんによる写真展「『妻≠私写真』〔妻を写すと私が写るわけではない〕」が開催されている。2人の写真家がそれぞれの「妻」を撮影した作品を集めた展示だ。タイトルから難しい内容なのだろうか、と思ったが、会場に入ると、おだやかな表情をした2人の女性の写真が出迎えてくれた。それらが丁寧に撮影されてきたことも伝わってくる。親密な人を写真に撮ることで何を表現したのだろう。ユニークな個展を企画したタイラさんに話を聞いた。 左から、平敷さんの次女・當間七海さん、平敷兼七さん(中央の写真)、展示を企画したタイラジュンさん。浦添市城間の平敷兼七ギャラリーにて 写真から出る「視線」を感じさせるために、立体的な展示がされたギャラリー内 浦添市城間にある「平敷兼七ギャラリー」では現在、平敷兼七さんとタイラジュンさんがそれぞれの「妻」を撮影した写真が並んでいる。写真のほとんどが二人の女性に
![「妻」を撮り続けた写真家が気づいたこと【平敷兼七×タイラジュン二人展】 - 琉球新報デジタル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7316967a245f0ac6f2c4c0bed86fe1cf671a394c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fryukyushimpo.jp%2Ftachyon%2Flegacy%2F011%2F201901%2F0c84ad76080113179ec9b81441a67e39.jpg)