2014年は、クラウドコンピューティングに加え、モバイル、M2M(Machine to Machine)通信、ビッグデータ分析などの破壊的技術によって、企業の社員がいつでも利用できる情報が量と質の両面でますます向上し、より迅速かつ的確な意思決定が可能になると考えられる。2014年はクラウドにとってどのような1年になるのだろうか。10項目の予測にまとめてみた。 「今、エンタープライズ技術の民主化が起きている」と、米Verizon Enterprise Solutionsの最高プラットフォーム責任者であるDavid Small氏は言う。「コンシューマー向け技術で見られたのとまったく同じように、エンタープライズ向け技術においても、いつどこからでもオンデマンドで思いのままにサービスを利用できるようになることをユーザーは求めている。2014年は、ユーザーの期待に応え、各個人のイノベーションを生かすと