日野 なおみ 日経ビジネスクロスメディア編集長 月刊誌「日経トレンディ」を経て、2011年から「日経ビジネス」記者。航空・運輸業界や小売業界などを担当。2017年4月から現職。 この著者の記事を見る
新年度に入って早くも2カ月近く。リーダーとして人と組織を動かす立場になった方も多いことでしょう。多少なりともマネジメントの仕事をするようになると、使い慣れないビジネス用語を使う機会が増えるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。 そのカタカナ用語、どういう意味で使っていますか? ビジネス用語はカタカナだらけ。カタカナを多く使うとビジネスっぽいと思っている人もいそうです。しかし「その言葉をどんな意味で使っているの?」と改めて問われると、「うっ」と答えに詰まることも多いのでは? カタカナ用語として、日本人同士で話をする時に使っているうちは、「勘違いした者同士」で大きな問題につながることはないかもしれません。しかし、外国人の上司や部下、外国企業の取引先と英語でやり取りするようになるとどうでしょう。言葉はニュアンスが大事。間違った解釈で言葉を使うわけにはいきません。 例えば「私はナイーブです」
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 自分は必死で頑張っているのに、全然成果が出ない――。 取材中、こんな現場のリーダーの嘆きを聞くことがあります。 リーダーの仕事の難易度は高まる一方です。ビジネスのグローバル化が進み、デフレや高齢化で市場も縮小しています。 おまけにインターネットの普及で、物事の変化するスピードがかつてないほど速い。人員削減もギリギリまで行われている。「日々の仕事をこなすだけで精一杯」と言いたくなるのも、ある程度、理解できます。 実際、現場リーダーは頑張っているのでしょう。ただ、“頑張っている”という言葉には、落とし穴も潜んでいます。 話を聞いていると腹が立ってくる 少し厳しい指摘をします。そもそも成果が出ないと嘆いている人たちは、“本当に”頑張っているのかとい
以前に多くの反響を頂いた、”Uber ファウンダー Travis Kalanik 驚異の失敗歴“でもご紹介した、FailConが今年も開催された。 通常カンファレンスは成功者からのノウハウやコツを教示してもらう事が多いがFailConではスタートアップ時に必ず伴う苦い経験の体験者を招き自身のストーリを元にその立ち直り方を紹介し”失敗から学ぶ”のが目的である。 今年はメインテーマを”Pre-Launch (起業前)”と”Post-Launch (起業後)”に分け、合計17名のスピーカーがそれぞれの会社のフェーズに合わせたケーススタディーのプレゼンテーションを行った。 その起業後の話しの中でも、会社の成長期に関するストーリーが大変興味深かった。 プレゼンのタイトルもずばり”私がもっと早くクビにするべきだった5人” プレゼンターは最近Microsoftへのバイアウトを成功させたYammerのUX
ソニーが国内外で従業員1万人を削減する計画を発表したのだそうだ(リンクはこちら)。 1万人という人数は、全世界に散らばるソニーの従業員の約6%に相当する。 思い切ったリストラ策と言わねばならない。続報によれば、この人員削減にあわせて、経営陣は、会長をはじめとするすべての執行役員の賞与を返上する意向だという。 決算について、日本経済新聞は次のような見出しを打っている。 『ソニー、「想定外」の連鎖 赤字最大の5200億円』 私は損益計算書やバランスシートを読める人間ではない。それでも、さすがにこの5200億という数字が容易ならざる金額であることぐらいは理解できる。 どうやら、ソニーは大変な局面に立っている。 今回は、ソニーの話をする。 といっても、私のような者が経営に口をはさんだところで仕方がない。だから、ここでは、ソニーにまつわる個人的な記憶を書き並べようと思っている。 記憶は、必ずしも実態
きっかけは知り合いのエンジニアから聞いた、何げないひと言でした。「納期? いざとなったら要件を変えちゃっても何とかするよ」。それがきっかけで300人のエンジニアに、「納期に間に合わないと分かったときに使う裏技術」を尋ねたわけです。 アンケート調査では、納期に間に合わせるためのワザ以外にも、前提となる納期の厳しさや現状の納期への考え方なども聞いています。 「仕事が始まった時点で納期達成が絶望的」(図1)ってかなりむちゃな話ですが、仕事の半分以上がそうだというエンジニアが4割もいます。普通の仕事だってスケジュールは徐々にズレていき、結局は納期と戦う羽目になるでしょ。それなのに、例えば「最初から納期は絶望的」な仕事が8割という人が、10人に1人いるわけです。 それを思うと、「何が何でも納期は守る」と答えた人のエンジニア魂が光りますね(図2)。しかもこの18%(53人)の「納期が絶望的な仕事」の割
CIAJ webサイトはリニューアル致しました。5秒後に新しいwebサイトへジャンプします。 http://www.ciaj.or.jp/
サービス終了のお知らせ NAVERまとめは2020年9月30日をもちましてサービス終了いたしました。 約11年間、NAVERまとめをご利用・ご愛顧いただき誠にありがとうございました。
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 年始のバラ色のスタートから一転して、1月中旬以降は世界中でリスクを回避する動きが活発になり、様々な資産価格が下がっています。その要因は、新興国の出口戦略や米国の新金融規制案、またギリシャに続いてポルトガルやスペインも財政不安が膨らんでいる等々と言われています。 これらは、世界金融危機に際して様々なリスクを民間企業から政府に転嫁したのですが、政府が抱えたリスクは、国民の民間企業(特に金融)に対する怒りを通して規制強化に、あるいは国が信頼性を失い金利が上がる形で、民間企業のリスクとして跳ね返ってきているのではないでしょうか? 私は、根本的な問題である世界的不均衡の是正がなされないままに、世界金融危機後の循環的な回復が一服し始めるちょうどその時期に
希代のアイデアマン、流通の革命児… ニッポンの経営者 名言11選 (週刊朝日 2010年01月15日号配信掲載) 2010年1月6日(水)配信 10ページ中 1ページ目 前のページ | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 次のページ 優れた経営者は、人を魅了する言葉を持っている。戦後の焼け跡から日本を世界の経済大国へと押し上げた伝説の経営者たち。彼らの一言一句には、経験と成功、そして失敗に裏打ちされた含蓄がある。不況の今だからこそ耳を傾けたい、11人の経営者の名言を紹介しよう。(文中敬称略) 「誰もやらないむずかしい事業をやるから人生は面白い」 豊田喜一郎(トヨタ自動車 1894〜1952) トヨタ自動車の創業者、豊田喜一郎(とよだ・きいちろう)。東京帝大を卒業すると父・佐吉の経営する豊田紡織に入社、父の発明に力を貸しながら自動車の研究に着
大手コンピュータベンダー幹部と会って話をした。話題は日本の産業構造が根底から覆るのではないかという話だ。これはわたしがこの十年の変化を振り返ってじっくり考えて得た結論だ。 オーバーカンパニー 日本の産業構造の特徴としてオーバーカンパニーが指摘され続けてきた。確かに、日本の業種ごとの数は諸外国と比べて明らかに多過ぎる。これは敗者を生まないようにお互いの縄張りを侵さないという暗黙の了解の上に成り立つ。「弱者の理屈」だともいえる。 また、企業内でも儲かっている部署は収益力の劣る部門で働く人たちを仲間として「相互扶助」という精神で成り立っていた。産業を監視する立場の官庁も「天下り」という果実を得るため、あえて、競争を促す政策を取らなかった。 つまり「もたれ合い」が全ての産業で行われていたのだ。今回の金融恐慌は確かにわれわれの生活に大きな不安を与えたが、もう一方で、永年課題となっていた上記の日本的な
マジカショップがオープンしました! マジカの関連グッズを販売するネットショップ「マジカショップ」がオープンしました。今後、品揃えを充実させていく予定です。是非ご愛用ください。 マジカショップはこちらをクリック! マジカ2017の最新版(20190622版)を公開しました。 今回、「業務詳細カード」というシリーズを追加しました。全部で29種類のカードが追加されています。特にRPAなどを活用した業務改善を推進する際にターゲット作業を洗い出しに役立つ「転記カード」「Excelカード」「メールの受け渡し」や、関係者が多く心理的ストレスが大きいにも関わらず細切れ時間として作業に上がりづらい「調整」「確認」を表現するカードなど、より具体的な表現が可能になりました。 パワーアップしたマジカ2017を是非お試しください。→ダウンロード
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 3月の終わりはつらい時期だ。プロジェクトベースの教育で力をつけてきた学生が何人も卒業してしまう。4月はまた御破算にして始めなければならない。教師の仕事の宿命だ。 そんな惜しい学生の1人に4年生のY君がいた。大学院は別の研究室に進むので、やはり卒業して去っていく学生だ。 昨年12月の初め、Y君にメールを送った。「今日のミーティングにも参加しないということは、卒業を諦めたということですね」。 10月から「自動車部品製造企業の最適ロケーション問題の研究」という内容で卒業論文を始めた学生だ。当初は大手商社との共同研究にしようと思ったのだが、それではデータの取得に時間がかかりそうだったので、研究室単独で行うことにした。体力も精神力もありそうな学生だった
既報のとおり、独立系投資会社の米Bain Capital Partners(Bain)は、米国で教育機関や政府部門など公共分野を得意とするネットワーク機器メーカー3Com Corporation(3Com)との間で総額22億ドルの買収契約を締結した。この買収によって、中国の通信事業者、Huawei Technologies(華為技術)が香港に所有する100%出資子会社が3Comの株式の一部を取得した。 この案件に対するHuaweiの公式コメントは、いまのところ同社CEOの任正非氏による「これは当社が事業を強化するための投資の一環。新たなオーナーシップの下、3Comがユーザーにより優れた製品とサービス、より高い顧客満足度を提供してくれると信じている」との発言にとどまっている。だが、賽迪網(CCID)など多くのメディアでは、さまざまな憶測が飛び交っている。 まず、Huaweiは公式発表をしてい
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