著者プロフィール:新崎幸夫 南カリフォルニア大学のMBA(ビジネススクール)在学中。映像関連の新興Webメディアに興味をもち、映画産業の本場・ロサンゼルスでメディアビジネスを学ぶ。専門分野はモバイル・ブロードバンドだが、著作権や通信行政など複数のテーマを幅広く取材する。 MBAで勉強していると、この国の将来について思いをはせることも多い。あちこちで指摘されているとおり、いまや米国資本主義が世界で幅をきかせており、さらにその後ろから中国が「資本主義化」によって猛烈なスピードで追いすがってきている。日本のプレゼンスは日々下がる……と、ため息の1つも出る。 記事タイトルは「日本は中国に負けるのか?」としたが、あちこちで見聞きしたことを総合すると、負けるのは“確定”している。問題は、どのくらいスコアの差を小さくできるのか、ダブルスコアで負けるのか、というぐらい状況は深刻に思える。 外資系コンサルテ
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