無理やり妊娠・出産を繰り返させられている犬たちが集まった、いわば「子犬製造工場」の存在が、韓国社会に大きな衝撃を与えている。 日本の『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)に近い、韓国の動物バラエティ番組『動物農場』(SBS)が約6カ月に及ぶ取材で暴き出した子犬製造工場の実態は、同番組のMCやゲストはもちろん、ナレーターまでショックのあまり泣きだすほど残酷極まりないものだった。 番組が取材したのは、19年にわたって犬の“繁殖業”に携わってきたという、ひとりの女性。彼女は、表向き動物飼育場を装った子犬製造工場を裏で営み、犬を商売道具にしていた。数え切れない数の犬たちを鉄製の檻に閉じ込め、強制的に交配させるのは日常茶飯事。時には発情誘導剤を飲ませ、それでもダメな場合は、オスの精液をメスの子宮に直接注入していたという。精液をうまく着床させるべくメスのおなかを叩いたり、ぶら下げて揺らしたりといった