ロシアによる国ぐるみのドーピング不正が尾を引く中、北朝鮮が選手の運動能力を高めるドーピング薬を、少なくとも2カ所の工場で生産していることが18日までに、明らかになった。工場は北朝鮮の体育行政機関と提携する研究所が運営。薬には幻覚作用のある成分も含まれている可能性がある。米政府系放送局ラジオ自由アジア(RFA)が報じた。 ◇ 北朝鮮のスポーツ教育行政に近い関係者がRFAに明らかにしたところでは、工場は平壌市内の普通江地区と西城地区の2カ所に分散している。2つの工場では、体力回復飲料や栄養補助食品と偽装して、ドーピング薬を生産しているという。 当局は、ビタミンや鉄分を含むスポーツ飲料と偽って選手たちに提供しているが、関係者は「選手たちはこの薬をドーピング薬として認識している」と証言している。薬の成分の詳細は不明だが、興奮剤やタンパク同化剤、筋肉増強剤などが含まれているもようだ。 また、2つの工
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