韓国のアイドルグループがナチスをほうふつとさせる衣装を着ていると欧米を中心に批判を浴びている。 問題となっているのは今年5月にデビューした4人組新人アイドルの「PRITZ」。今月上旬に韓国の釜山競馬公園でライブを行った際、黒のゴスロリ風ドレス、左腕に腕章をつけて登場した。腕章には赤地に白円、中にX模様の黒十字が描かれていた。 ライブの様子がSNSやYoutubeを通して広まると、欧米からは 腕章がナチスの親衛隊などがつけた「かぎ十字(ハーケンクロイツ)」の腕章を思わせるとして批判を浴びた。 さらにウォールストリートジャーナル電子版が13日付の記事で「韓国のガールズグループがナチのようなロゴをつけて批判を浴びている」と報じ、このニュースは一気に拡散。欧米はもとより、地元の韓国からも「恥ずかしくて声もでない」など国内からも非難の声が上がった。 所属事務所は紋章について「速度制限の交通標識に着目
中国大使館元書記官の“スパイ疑惑”が浮上し、世界各国のインテリジェンス機関に注目が集まっている。各国のインテリジェンス機関を知る元外務省主任分析官・佐藤優氏は、中でもイスラエルのインテリジェンス機関・モサド(諜報特務庁)やシンベト(保安局)、アマン(軍事諜報局)が実に優秀だと指摘する。その理由はどこにあるのか。佐藤氏が解説する。 * * * イスラエルのインテリジェンス機関が強力な理由は、この国が特別の使命を持っているからである。 独自国家を持っていなかったため、第二次世界大戦中に600万人のユダヤ人が殺害された。この経験を踏まえてイスラエルは、イスラエル国民(そこにはユダヤ人だけでなくキリスト教徒、イスラーム教徒のアラブ人もいる)に加え、全世界のユダヤ人を擁護するという特別の使命を持っている。 「全世界に同情されながら滅亡するよりも、全世界を敵に回して戦ってでも生き残る」ということをイス
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