2012年7月1日午前9時、日本標準時(JST)に「うるう秒」が1秒挿入された。具体的には、7月1日午前9時0分の前に「午前8時59分60秒」が挿入されたのだ。結果から言えば、うるう秒の挿入によって重大なシステムトラブルは発生せず、一部の軽微なトラブルにとどまった。しかしだからといって、うるう秒対応に問題がないとは言い切れない。むしろ今後、重大なトラブルを引き起こす元凶になりかねないのだ。 実際、うるう秒によって世界中でいくつかのトラブルが報告された。国内も同様だ。例えばさくらインターネットは、うるう秒によって2種類のトラブルがあったことを明らかにしている。 一つはうるう秒挿入の24時間前から、NTP(Network Time Protocol)経由のうるう秒実施予告を受け取ったLinuxベースのシステムで動作に異常があり、再起動が必要になったというもの。もうひとつは、Linuxカーネルの
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