各地の小学生が絵や写真で東日本大震災被災地に向けたメッセージをつくり、学校ごとにインターネットで発信する「小学生発! Pray for Japan」が広がっている。これまでに北海道から九州までの26校のほか、海外からも米国や豪州など15校が参加。計約1100枚の作品が集まった。呼び掛け人の横浜市立本郷台小、町田智雄教諭(32)は「絵を描くことで被災地を応援でき、描いた子供も元気づけられる」と話している。 地震が起きた3月11日、町田さんは勤務校で授業中だった。担任する4年生の子供たちは無事だったが、学校は停電し、保護者の迎えを待つ間も余震が続き、不安な表情だった。 横浜市が策定した学校防災計画の中に「絵を描いたり話し合って感情を共有することが子供のケアに有効」と書かれていたことなどから、町田さんは被災地を応援する絵を子供たちに描かせることを決めた。このアイデアをツイッターに投稿すると、賛同