岩渕)きょうのテーマは、「産地でたどる戦後のバナナ」。 常夏の国の果物、バナナと戦後について考えます。 担当は、広瀬公巳(ひろせひろみ)解説委員です。 広瀬)岩渕さん。バナナはよく召し上がりますか。 手軽にむくだけで食べられるので、こどもにもよく食べさせていますね。 広瀬)実は、バナナは日本で一番食べられている果物なんですね。 りんごやミカンよりたくさん消費されています。 朝の時間がないときなど手軽に食べられますし、スポーツ選手もよく食べますよね。 しっかりとエネルギー補給もできるありがたい果物です。 岩渕)そのバナナと、きょうのテーマの戦後とはどういう関係があるのですか。 広瀬)戦後、日本はさまざまな形で外国のものを取り入れてきました。 バナナはその代表です。 様々な栄養素を衛生的に採れる食材として、日本の戦後の食を支えてきた果物です。 そこできょうは、日本人がどのようにバナナを食べてき