女勇者「ちょっと……魔王が女の子なんて聞いてないわよ!?」 魔王 「それはこっちのセリフだ。我が玉座まで辿り着いた勇者が女とは……」 女勇者「しかもあなたまだ全然幼いじゃない!」 魔王 「……見た目はどうでもいい」 女勇者「……気にしてた?」 魔王 「……少し。 いや、どうでもいい。戦わないのか、デカ乳め」 女勇者「ち、違うわよ!これは胸当てが豪華なのよ! 別にオーダメイドじゃないけどね!」 魔王 「……気にしてたか?」 女勇者「……。 あのね、街を歩くとねっとりした男の視線が突き刺さるのよ……」 魔王・女勇者「「……」」 魔王 「でも、お前は綺麗だと思うぞ」 女勇者「わ、私も魔王って可愛いと思う!」 側近 「あのー、お二人とも戦闘は…?そんなフォローどうでもいいですから……」