Symantecがトロイの木馬「Trojan.Pirlames」に対する注意を呼び掛けた。感染すると一部のファイルが上書きされ、ゲームのキャラクターがWinny利用を止めるよう呼び掛ける画像が表示される。 SymantecのSecurity Response Teamは2月23日、P2P型ファイル共有ネットワークを通じて流通している日本特有のトロイの木馬「Trojan.Pirlames」に対する注意を呼び掛けた。感染すると、PC内のファイルの一部が上書きされるほか、ゲーム「Kanon」のキャラクターなどがユーザーにWinny利用を止めるよう訴える画像が表示されるという。 同チームのブログによると、このトロイの木馬は「SCR」形式のスクリーンセーバーファイルを装い、WinnyなどのP2Pファイル共有ネットワークを介して感染を広めている。実行すると、ゲームのキャラクターが強い口調でWinnyの