スマートフォンやタブレット端末の普及が急速に進んでいることから、ことし1月、国内で出荷されたパソコンの台数は、去年の同じ月より13%減少し、出荷額は統計がある平成19年度以降最も少なくなりました。 電機メーカーなどで作る「電子情報技術産業協会」によりますと、ことし1月、国内で出荷されたパソコンは64万8000台で、去年の同じ月に比べて13%減少しました。 出荷額も18%減少して451億円となり、月ごとの統計がある平成19年度以降初めて500億円を割り込んで過去最低となりました。 これは、スマートフォンやタブレット端末でインターネットを利用する人が増えて、従来のデスクトップ型やノート型のパソコンを買う人が減っているためとみられます。 さらに、メーカー各社が最新型のパソコンを投入する2月を前に、1月は出荷を抑えたことも背景にあります。 国内のパソコン市場では、去年の秋にタッチパネルによる操作性