沖縄県沖縄市でひき逃げ事件があり、県警は10日、容疑者を米軍キャンプ・コートニー(うるま市)所属の米海兵隊少佐(40)と特定したと発表した。 近く、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)と道路交通法違反(ひき逃げ)の容疑で書類送検する方針。少佐は県警の任意の調べに対し、「事故を起こしたので、怖くなって逃げた」と供述しているという。 県警の発表によると、少佐は4日午前5時頃、沖縄市美里の県道で、乗用車を運転中、市内の無職男性(67)の原付きバイクに接触。転倒させてけがを負わせ、救護せずに逃走した疑いが持たれている。男性は頭などを強く打ち、意識不明の重体。 現場には、乗用車の左サイドミラーが落ちており、防犯カメラの映像などから米軍関係者の「Yナンバー」の車両を特定。米軍に提供を求めたところ、少佐が所有する乗用車のミラーが欠損していたため、任意で事情を聞いていた。調べに対し、通勤途中に、原