米エネルギー省(Department of Energy: DoE)は9日(現地時間)、同省の国家核安全保障局(National Nuclear Security Administration: NNSA)が利用しているスーパーコンピュータ「Roadrunner」がペタフロップ級のパフォーマンスを初めて達成し、世界最高速のコンピュータになったと発表した。設計は米IBMが担当し、米ニューメキシコ州にあるロスアラモス国立研究所へと納入される。総コストは約1億ドルで、AMD OpteronやCell BEを組み合わせて1PFLOPSのパフォーマンスを達成した。 ロスアラモス国立研究所のRoadrunner Roadrunner(ミチバシリ)はニューメキシコ州の州鳥となっているシンボル的な存在。このニックネームを介したスーパーコンピュータは、6,948個のデュアルコアOpteronと1万2,960