Red Hat Linuxではディストリビュートバージョン「7」になってから,inetdではなくXinetdが採用されるようになった。もちろんinetdをインストールして利用することもできるが,7の持ち味として,Xinetdも使いこなしてみたい。 またXinetdであれば,ドメイン,IPアドレス,時間帯など,従来まではTCP Wrapperでアクセス制限を行っていたものをカバーした設定が可能になる。イメージとしては,inetd+TCP WrapperがXinetdであると考えればよいだろう。 inetdでは1つのファイル「/etc/inetd.conf」で設定を行っていたが,Xinetdでは「/etc/xinetd.conf」ファイルを始め「/etc/xinetd.d」ディレクトリ下のファイルで設定を行う。 s ここでは,wu-ftpdの設定例を挙げよう。インストール直後のwu-ftpd設