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artと長野県に関するKoumei_Sのブックマーク (1)

  • 建築マップ 無言館 3616

    館長の窪島誠一郎氏が著書の中で、戦没画学生の絵は作品なのか遺品なのかという問題を取り上げているところがあるが、この館の有り様にもこの問題は多分に関わっているのだろう、美術館と呼ぶには違和感があり、記念館というのも抵抗がある。無言館と名づけられたこの建物は、戦没画学生の遺作や遺品を保存、展示している。 壁に穿かれた四角の穴を入るとそこが無言館の展示室である。 何の飾りもないコンクリートの床と壁と天井があるのみ。 戦争や死という言葉は人間であることを思うときそれだけで強烈である故に、それから来る先入観からか、しばらくの間は緊張して、怖ささえ感ずるが、しばらくすると、その静かさや暗さに慣れてきてスーと気持ちが落ち着いてくる。開口部は無いに等しいので、建物の中にいるというより、コンクリート塊に囲まれた土中にいるような感触。 建物はこれというべきところもなくつくられていて、殆ど質素に控えめで、

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